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アメリカのウィットコム・L・ジャドソンがブーツの面倒なボタン留めや靴の靴紐を結ぶことを解消するために発明したと言われているファスナー。 そんなYKKのファスナーをオススメする理由をご紹介いたします。 ファスナー市場において、国内市場の90%以上、世界でも40%以上の市場シェアを誇ると言われるYKK。 昨今、安価で販売されているファスナーも多々ありますが、YKKのファスナーは耐久性が安価なモノとは違います。 ファスナーの滑らかな開け閉めを実現するために、ファスナーにはスキマが設けられていたり YKKグループは、1994年に「『地球にやさしい企業』を目指し、「環境との調和」を事業活動の最優先課題として取り組み、推進することをここに宣言」したYKKグループ環境宣言を制定し、それが環境に対するYKKの基本姿勢になっています。 いかがでしたでしょうか。
ファスナーで有名なメーカーといえばIDEAL、TARON、riri、LAMPO、SBSなどいくつかありますが
その中で最も有名な会社といえばYKKではないでしょうか。
みなさんのクローゼットにある手持ちの服から財布などファスナーの持ち手の刻印を調べると
誰でも一度は見たことのある「YKK」刻印のファスナー。
日本ではおなじみ過ぎてファスナー=YKKという方も多いのでは。
ちなみに米国ではzipper(ジッパー)、英国ではslide fastener(スライドファスナー)の名前で呼ばれていることから
日本ではジップ、ジッパー、ファスナー、チャックなど色んな名前で呼ばれていますが、全部同じものになります。
このテキストではファスナーで統一いたします。ファスナーならYKKをオススメする4つの理由
1.圧倒的な世界シェアNO.1
1934年に日本で創業され、創業時はわずか3人で始めた会社でありながら、
早い時期からグローバルに事業を展開し、世界60か国以上に生産拠点の工場を持っているそうです。
年間生産量は300万km以上の量にもおよび、種類は金属ファスナー、樹脂ファスナー、ビスロンファスナーなどの
大きなカテゴリーから細かく分けると、日本だけで総数10万種類にもなり、ラインナップは多岐にわたります。
世界でもYKKロゴは浸透しており、YKKブランドとして品質に絶対的な信頼を得ています。2.高品質のファスナーで壊れない耐久性
世界中どこででも同一の商品、同一の品質を提供できるYKKの生産工場を世界に構え
一貫生産という考え方を貫いているので「世界共通品質」として安定したクオリティが保たれています。
その内製化された生産機械のため、耐久性も抜群で1/100mm単位の正確さでパーツが作られているようです。
※逆にいうと1/100mmでも誤差があると不良になるくらいなので繊細さが必要との事。
ファスナーを製造する機械まで製造および開発しているファスナーのメーカーはYKKだけのようです。
JIS基準の規格値をクリアし、YKK独自の品質基準でもテストを繰り返して行うことにより安定した高品質な商品を提供しています。3.ファスナーの工夫
ファスナーのテープにもエレメントが取り付けられる部分とスライダーが通る部分、洋服に縫い付けられる部分で
テープの構造を変える工夫が施されており、より開け閉めしやすく、より壊れにくい丈夫で使いやすいファスナーをつくるための工夫が各パーツに施されています。
その他、使い勝手を考えられた縦方向への伸縮を可能にしたファスナーや、フード付きの子供服による首つりリスクの軽減のためキッズ左右に引っ張るだけではずれるファスナー等
品質と実用性を兼ね備えたファスナーの開発を追求しています。4.環境問題への取り組み
無駄な廃棄をなくして製造する技術を開発し、ペットボトル等をリサイクルして作られる環境配慮型のファスナーや、従来のファスナーで使用する化石燃料の30%を植物由来の材料に置き換え、CO2の排出量を削減できるファスナーなどにも積極的に開発・製造しているようです。
2019年4月、環境への取り組みの長期的な方向性を示す「YKKグループ環境ビジョン2050」を策定し、更に高いレベルでの環境分野への貢献の方針を掲げています。ファスナーにとどまらないYKK
以上がYKKのジップをお薦めする4つの理由です。
今ではアパレルだけにとどまらず、ダイビングスーツの水を通さないファスナー、エクステリア、ギターのフレット、おむつ、漁網や水中養殖用のカゴ、農業用のビニールハウスの資材、宇宙開発の現場、明石海峡大橋などファスナーにとどまらない多種多様な展開を行っています。ものづくりを強化しつつ、魅力ある付加価値商品を継続的に開発・展開するYKKからこれからも目が離せません。