オリジナルトートバッグの印刷を業者に頼む際の注意点

2020年07月24日

オリジナルトートバッグを作るためには、自分らしいデザインを印刷する必要があります。しかし、どのように印刷すればよいかわからない人がほとんど。分からない場合は専門業者に依頼をすることをオススメします。今回はデザインを作成する方法やデザイン入稿時の注意点、印刷方法について詳しくご紹介します。

デザインを作成する3つの方法

デザインを作成する方法は3つあります。
それぞれ詳しくご紹介します。

手書きのデザインを印刷する

専用のデザインシートに描いたイラストがそのまま印刷される方法です。手書きにすることで温かみが演出でき、よりオリジナル性を出すことができます。多くの人から親しまれやすくなるでしょう。

デザインシートに書き込めば印刷できるため、イラストレーターやフォトショップなどの専用ソフトを購入する必要もありません。誰でも気軽にイメージしたデザインを形にすることができます。

手書きを基に清書して印刷する

次に手書きを基に業者側が清書して印刷する方法です。この方法も専用のデザインシートに描いてから業者に送ります。先ほどと違い、手書きデザインをそのまま使うわけではないので、絵心やセンスがない人でも上手に仕上がるでしょう。

やり取りもメールなどで行うため、とても簡単で楽です。専用ソフトも必要ありません。イメージしていることが、なかなか表現できないという人におすすめの方法です。

イラストデータを印刷する

イラストレーターやフォトショップなどのソフトで作成したイラストデータを印刷する方法です。ソフトさえ使いこなしていれば、思いどおりのデザインを正確に仕上げることができます。細部まで凝ったものや色味など自由自在に作れるため、クオリティの高いものができあがるでしょう。

ただし、ソフトを購入し使いこなせるよう多少練習が必要です。1回限りの印刷ではなく、これからもリピーターとして業者に依頼する予定のある方は、この機会に使えるようにするのもよいでしょう。

デザインを入稿するときの注意点

オリジナルだからといえ、デザインはなんでもよいというわけではありません。決められたルールを守ったうえでデザインを作成し、依頼をしましょう。
基本的な4つの注意点があるので、ご確認ください。
● 印刷する範囲内にデザインを収める。
● 既存のキャラクター（ディズニーやアニメなど）、ブランドのロゴ、その他著作権があるものは印刷不可能。
● 正式依頼後のキャンセルはデザイン料として5,000円〜のお支払い。
● デザインの校正は2回まで無料。3回目以降は別途料金。

以上の4つを注意し、業者にデザイン入稿の依頼を行いましょう。
また、入稿の際にイラストデータで申し込むと商品の代金から3,000円引きとなります。ソフトを使えるという方は少しでも安くおさえるのもありです。

デザインを印刷する3つの方法

用途に合わせて印刷する方法も変わってきます。それぞれの特徴を説明しながら、主な3つの方法をご紹介します。

シルクスクリーンプリント

一般的に行われているプリント方法で、1色ごとに版を作成してバッグに直接プリントします。長年使用しても色あせが起こりにくく、耐久性に優れているのが特徴です。

インクの種類も多いため、さまざまな色の表現ができます。薄めの色も発色よく印刷されるので、どの印刷方法にするかお悩みの方は、まずはシルクスクリーンプリントを試してみるのがよいでしょう。

印刷する色ごとに版を用意する必要がありますが、できあがりはプロ仕様でとても綺麗です。

インクジェットプリント

シルクスクリーンプリントに比べると色ごとに版を用意する必要がなく、比較的安価に作れます。色持ちもよく、何色使っても追加料金がかからないため、コスパも抜群です。フルカラーのイラストや写真を印刷したいという方におすすめ。通気性もよく、洗ったとしても色あせることなく使用できます。

しかし、全体的な発色はやや劣り、ベースの生地の色によってはインクと重なり、思いどおりの色にならないこともあるので、色を重視している方は注意が必要です。

特殊プリント

上記で説明した代表的な印刷以外にも特殊プリントというものも存在します。ユニフォームなどに使われるカッティング転写や直接刺繍する方法、ラメ入り、グラデーション、ぷっくり膨らませる発砲、かすれた味わいのある雰囲気を出す染み込みなど種類はさまざま。

デザインをどのように表現したいのかを事前に考えておくとスムーズに決まります。デザインを入稿する際に、ご希望の印刷方法を伝えましょう。

オリジナルトートバッグの印刷を依頼するなら種類の豊富な業者を選ぼう！

オリジナルのトートバッグを作るためには、イメージしたものに近くなるような印刷をする必要があります。そのためにも、デザイン作成や印刷方法が豊富な業者を選びましょう。
自分がイメージしていたものとぴったりのできあがりになります。自分で一生懸命考えて作ったものは、愛着をもって使い続けることができるでしょう。

デザイン関係や印刷についてお困りの方は、オリジナル製作を行なっている専門業者にお問い合わせください。