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コラム
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自分のおしゃれのためにエプロンのデザインを決めてしまうと、使い勝手が悪く、保育に影響が出ることもあります。保育士がオリジナルエプロンを依頼するときには「デザイン性」「機能性」「安全性」を考慮して決めていきましょう。 今回は保育士用エプロンの基本的な型とオーダーする際の注意点について具体的にご紹介します。 普通の料理用と違って保育士用のエプロンには代表的な型が3種類あります。それぞれどのような特徴があるかみていきましょう。 保育現場でよくみかけるタイプのエプロンがラン型です。 保育中はご飯汚れ、鼻水などの汚れ、泥汚れなど、1日に数回着替える可能性も。そんなときに子どもから目を離さずにさっと着替えることができるため、安全性にも優れています。保育園によっては指定で選ばれているところもあるぐらい人気の型です。 ラン型とは違い、背中部分の紐がH型になって、空いているのが特徴。後ろにボタンがついており、背中全体が布で覆われていないので、風通しがよく涼しいです。夏用として愛用している保育士を多くみかけます。後ろにボタンがありますが、上からすっぽりと被せることができるため、着脱もしやすいです。 しかし、サイズが合っていないと肩紐部分が引っ張られてずれ落ちることも。腕部分まで下がってしまうと、非常に動きづらくなるため、選ぶ際はサイズに注意しましょう。肩紐が長すぎる場合は自分で適当な長さに縫うのもおすすめです。 長袖になっており、腕までしっかりとカバーしてくれるスモックタイプ。上から被ったり、前でボタンをとめたりして着脱できます。H型とは違って長袖なので、冬場に重宝するエプロンです。 袖口にはゴムが入っているので、水を使用するときには腕まくりも簡単にでき、落ちてくる心配がありません。 毎日使用する保育士用エプロンはオリジナルで注文する場合、いくつか注意点があります。今回はとくに気をつけるべき5つの注意点についてご紹介します。 布には主に綿とポリエステルの2つの素材があります。それぞれにメリットとデメリットがあるのですが、保育士用エプロンにはそれら2つの素材が合わさった混紡素材がおすすめ。綿のやわらかさと吸水性、ポリエステルの乾きやすさとシワになりにくさは、毎日洗濯をする保育士にはとても便利です。安価な素材のため買い替えもすぐに行えます。何着も持っておきたい保育士にぴったりです。 シンプルなエプロンでも必ずポケットをつけましょう。保育士は、保育中にちょっとしたものを入れることが多いです。 ゴミを拾ってあとで捨てたり、子どもの気を引くおもちゃを忍ばせたり、メモ帳を入れたりする場面が出てきます。ポケットの大きさもあまり浅すぎると、かがんだときにこぼれ落ちてしまうので、ある程度深さがあると便利です。1ヵ所ではなく複数ヵ所あると使い分けができるでしょう。 肩紐や丈の長さは自分の肩幅や身長に合わせて作りましょう。肩紐の部分が緩すぎたり、裾の丈が長すぎたりすると動きにくく、保育に集中することができません。 保育士は子どもを常に見なくてはならず、何かあったときにはすぐに駆けつけられるようにしなければならないため、いざというときに動けるよう、フィットしたサイズ感でオーダーしましょう。体の一部になるくらいなじんでくると、便利なアイテムとして使えるようになります。 エプロンの布は色の濃い原色ではなく、優しい色味のパステルカラーを選びましょう。黒やこげ茶などの暗い色は元気がなく気分も下がってしまいます。 明るい空間を作り出すためにも爽やかで元気なイメージの色にしてください。目に優しいふんわりとした色合いがおすすめです。 また、キャラクターものやお花や蝶々、くまさんなどのデザインが施されていると子どもは興味を持ってくれます。子ども目線になるとどんなデザインが好まれるか見えてくるので、悩んだときには一度じっくりと考えてみてください。 装飾品は最低限におさえて、余計なものはつけないようにしましょう。可愛いからとボタンの数を増やしたり、キラキラのビジューをつけたりすると、万が一外れて誤飲をしてしまったときに取り返しのつかないことになってしまいます。 保育士用にオリジナルでエプロンをオーダーする際には、しっかり形やデザインを決めて、自分が使いやすいようにイメージをしてから依頼しましょう。 なんでもよいからと決めてしまうといざというときに不便な点が出てきてしまいます。子どもと真剣に向き合うためにも、保育しやすい環境は自分で整えていきましょう。保育士が愛用するエプロンの型は主に3種類
ラン型
サイドにボタンがついているため着脱しやすいのが特徴。ほかにも肩紐部分が太いため、何度洗濯しても形が崩れにくく長持ちしやすい型となっています。H型
スモック型
また、体全体を覆ってくれているので、私服の汚れを気にする必要がなくなります。保育士用エプロンをオーダーする際の5つの注意点
洗いやすい素材を選ぶ
ポケットをつける
動きやすいサイズにする
優しい色味やデザインを選ぶ
余計なものをつけない
保育用エプロンは機能面やデザイン性だけでなく、安全性にも注意してください。オリジナルで保育士用エプロンを作るなら製作屋さんに依頼しよう!