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コラム
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手や身体の水分を拭き取ったり濡らして汚れを拭き取ったりと、日常生活に欠かせないアイテムがタオルです。その需要の高さから、使用されるシチュエーションに合わせて機能的な商品が数多く販売されています。 オリジナルタオルは利用用途の広さから、個人から企業まで幅広く活用されています。用途としては日常生活において使用されたり、企業が開催するイベントなどでグッズやノベルティとして使われたりしています。 オリジナルのタオルを作るときには気をつけたいことがいくつかあります。まずは印刷範囲についてです。端にかかるデザインの場合、生地に染料のにじみや色ムラができることがあるため、周りに十分な余白を取る、または周りを1色で塗りつぶすデザインにするようにしましょう。タオルは使いやすさが重要
購入するときに重視されやすいポイントとして、肌触りと吸水性が挙げられます。この特徴は使われている生地によって変わります。パイル地の場合は糸がループ状に織られた作りをしており、肌触りが柔らかく、吸水性もあります。無撚糸地の場合、通常の糸とは違いねじることなくそのまま織られているためふんわりとした感触であり、繊維の隙間が多いことから吸水性も良くなっています。ガーゼ地の場合は糸が交互に重なるように織られていて、肌触りが良いのはもちろん、軽くて吸水性や速乾性も良好なのが特徴です。
このように生地だけでも特徴が分かれますが、素材や製法によっても違いが生まれます。独自の商品を生み出し、高い知名度を持つブランドもあり、国内では愛媛の今治タオル、大阪の泉州タオルなどが有名です。大阪は長らく生産量日本一でしたが、1960年にその座を愛媛に譲り、現在の国内シェアは愛媛産が6割弱、大阪産が4割強となっています。また愛媛産は糸を漂白してから織りますが、大阪産は生地を織ったあとに漂白します。そのため、愛媛産は柔らかい風合いとなり、大阪産は吸水性に優れた使い心地です。
タオルの持つ特徴は、購入をするなら知っておきたい情報です。特に通販サイトから購入したりオリジナル商品を発注したりする場合は、実際に手に取り確かめることができないので、生地や素材、製法の違いなどを知っておくことが大切です。オリジナルタオルを制作するメリット
オリジナルは既成品とは違い独自のデザインで制作できるため、既成品にはないような奇抜なデザインから、企業のロゴや宣伝、広告の入ったデザインまで自由にカスタマイズすることができます。またそのデザインについても、一から素材を用意しデザインを作るとなると大変ですが、多くの通販サイトではテンプレートやフォント、イラスト素材などが用意されており、それらを使用して作ることもできるため、わざわざ自分で素材を探す必要はありません。デザインを指示して作成してもらうことも業者によっては可能です。
それから、オリジナルグッズを作ることで高い宣伝効果が期待できます。例えばノベルティとして自社のロゴや会社名を入れたものを配ることで、自社の知名度を上げられます。商品と合わせることで購入意欲を上げつつ宣伝を行う方法もあります。タオルの場合は使用頻度も高いので、より多く目に触れることになり、高い宣伝効果が得られます。CMや看板などに比べて費用も抑えられることがポイントです。
他にも、贈り物としても活用できます。例えば思い出のある写真をデザインに採用すれば、印象に残りやすく思い出づくりにもなりますし、相手の雰囲気や好みに合わせたデザインを作ることもできるでしょう。
このように、オリジナルタオルは自分の好みでカスタマイズできますし、相手に与えるインパクトも大きい商品です。性別や年齢を問わず使用するタオルなら多くの方に使ってもらえるので、一度利用を検討してみるのがおすすめです。オリジナルのタオルを作るときの流れと注意点
次に印刷の方式です。顔料プリントは細かいデザインの再現力が高いのですが、生地が硬くなります。染料プリントは細かいデザインの再現が難しいですが、肌触りは良くなります。フルカラーやグラデーションのあるデザインの再現にはインクジェットプリントが適切です。インクジェットプリントにも顔料プリントと染料プリントがあり、選択をすることができます。
続いてデザインについてです。有名人の顔写真やブランドなどのロゴ、キャラクターなど、著作権や肖像権、商標権が自分にないものをデザインするのは法律違反になります。そのため使用は避けた方が無難です。デザインが決まったら、見積もりを出してもらいます。いくつかの業者に見積もりを出してもらい、枚数や納期などを確認して発注する業者を決めます。このとき、修正は何回まで無料かも確かめましょう。修正を何度もすると別料金がかかる場合があるうえ、納期がその分遅れてしまいますので注意しなければなりません。
デザインのデータは業者が指定したファイル形式で送るようにします。決済方法の確認も必要です。ここまできたら、あとは納品されるのを待つだけです。イベントなどでオリジナルのタオルを作れば記念になりますし、タオルを使うたびに思い出がよみがえります。ぜひ一度オリジナルタオルを作ってみましょう。